皆さん五葷って知っていますか?
モスバーガーなどで、発売されている動物性食材や五葷を使用しない”環境と健康にいい”グリーンバーガーなどが販売されているけど皆さんは知っていましたか。
今回は五葷について調べてまとめていきたいと思います。
五葷とは?
仏教のいくつかの流派では「五葷(ごくん)」を食べてはいけないと定めている流派も存在します。
一般的には「ねぎ」「にんにく」「にら」「たまねぎ」「らっきょう」といった食材を示します。
しかし、五葷にはいくつかの例があり、たまねぎのかわりに「アサツキ」がイケない場合や、ニラのかわりに「アギ」や「シャロット」といった臭いの強い野菜があげられます。
なぜ五葷食べない流派があるの?
先程あげた、ねぎ、にんにく、にら、たまねぎ、らっきょうなどの野菜は「匂いが強い」ことが特徴的ではないでしょうか!
匂いの強い野菜は「修行のさまたげになる」とされています。仏教の修行には様々なものがありますが、初期のうちには一人で修行することはあまりなく、同じ屋根の下で大人数が寝泊まりして修行することが多いことから、匂いの強いものを食べていると、修行の環境が悪くなることが原因とされています。
また、匂いの強い野菜には「にんにく」や「ニラ」といった「精力をつける」ものが含まれていることから食べない理由の1つにあげられます。
基本的に煩悩にうちかつことを目的に修行しているときに、逆に煩悩を燃えあがらせかねないこれらの野菜をとることによってマイナスになることが原因だったのでしょう。
https://twitter.com/kyotovegandiet/status/1322065286325956609?s=20
https://twitter.com/Ste_FunnyGirl/status/1321110635887751168?s=20
五葷を使用しないハンバーガー
五葷を使用しないで環境・健康志向でモスバーガーでグリーンバーガーを発売されています。
原材料に動物性食材(肉、魚、卵、乳製品など)と五葷(ねぎ、にら、らっきょう、にんにく、たまねぎ)を使わないことを前提に、野菜と穀物で作られています。
オリジナルパティにトマトソースや細切りのレタス、トマトといった野菜と一緒に緑色のバンズでサンドしており、パティは大豆由来の植物性タンパクをベースに、しいたけベースで旨み、こんにゃくやキャベツで食感や甘みを加えて、肉同様の食べごたえを実現されています。
モスのグリーンバーガーおいちいのうŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹” pic.twitter.com/DjCYireiIN
— 一階あさひ(ショウタロウ) (@asahi_ikkai) November 3, 2020
https://twitter.com/Ste_FunnyGirl/status/1322847253606772736?s=20
まとめ
今回は五葷について書きましたが、日本でも五葷を使用しない食事が出てきていますので、1度食べてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。